今回は「つみたてNISA」について解説します。この記事は5分で読めます。
つみたてNISAって聞いたことあるけど、そもそも何なのかな?
投資ってことは知ってるけど、投資って怖いわ。
「つみたてNISA」が投資ということは知っていても具体的に何なのか分からない人もいるはずです。
「NISA」と「つみたてNISA」の違いを知らずに投資をスタートすると、税金面で大きく損をする可能性があります。
そこで今回は「投資歴16年でFIRE済みのブログ管理人」が「つみたてNISAの詳細やNISAとの違い」について徹底解説します。
この記事を最後まで読めば「つみたてNISAの仕組み」について知ることができますので、ぜひ最後までご覧ください。
- NISAをそもそも知らない人
- つみたてNISAとNISAの違いを知らない人
- つみたてNISAはNISAより長期投資向けの制度
- つみたてNISAの非課税制度は「積み立てた時から20年」
- つみたてNISAの非課税期間は先に積み立てた分から終わる
- つみたてNISAで購入出来るのは投資信託のみ
- つみたてNISAは毎月一定額を自動で積み立てるだけなので、忙しい人にオススメ
- つみたてNISAの詳細について
- つみたてNISA、NISA、ジュニアNISAとの違いについて
『NISA』とは投資の利益に税金がかからないお得な制度のこと
「NISA」=「Nippon Individual Savings Account」、日本語に訳すと「少額投資非課税制度」のことです。
分かりやすく言うと、投資の利益に税金がかからないお得な制度のことです。
投資をやるなら税金には敏感になりましょう。非課税制度を知っているか、知っていないかで将来大きな差になります。
NISAの種類は「NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA」の3つ
「NISA」には種類が3つあり、「NISA」と「つみたてNISA」「ジュニアNISA」の3種類です。
「つみたてNISA」は「NISA」のデメリット部分を改善して後から作られた制度です。
詳しい比較は以下の図をご覧ください。
特に見て頂きたいのが、赤枠の部分です。
一般NISA | つみたてNISA | ジュニアNISA | |
1年間の投資上限額 | 120万円 | 40万円 | 80万円 |
利益が非課税となる期間 | 5年間 | 20年間 | 5年間(※1) |
つみたてNISAは非課税期間が20年あるので「長期投資向き」と言えますね。
つみたてNISAの「非課税期間」は積み立てたときから20年間
つみたてNISAの仕組みとして、「利益にかかる非課税期間=20年」という認識を持っている方は多いです。
「つみたてNISA」の「非課税期間」を正確に説明すると、「積み立てた時から20年間が非課税」となります。
【例題】
2021年10月に積み立てした分は2041年10月まで非課税、積み立て可能最終年の2042年の12月に積み立てした分は2062年12月まで非課税です。
「先に積み立てた分から順番に非課税期間が終わる」ということです。
非課税期間の20年が終わったらどうなるのかしら?
無理に売却しなくてOK。そのまま放置すれば、「課税口座」に自動移行します。詳しくは以下の記事を見てね。
つみたてNISAで購入できる銘柄は「投資信託」のみ
購入出来るのは金融庁が厳選した優良な投資信託(詰め合わせのパッケージ商品)のみです。
個別の株式や債券などは購入出来ません。特徴は以下の通りです。
- 投資信託の種類は約170種類
- 販売手数料は無料(ノーロード)
- 信託報酬は超低コスト
- 信託契約期間が無期限もしくは20年以上
- 分配金は出ず、内部で再投資される
つみたてNISAの注文方法・最低購入額は?
- 毎月1回もしくは、毎日積み立ての2種類のみ。月1回の積み立て日は自由に決定出来るが、月2回の積み立てなどは出来ない。
- 100円から購入出来る。
つみたてNISAを始めるならネット証券がおすすめ
- おすすめは「SBI証券」か「楽天証券」
- どの銀行・証券会社でも口座開設は無料
- ただし、どこで口座開設するかによって購入出来る投資信託の種類に制限がある
「つみたてNISAとは?NISAとの違いを分かりやすく解説」についてのまとめ
- つみたてNISAはNISAより長期投資向けの制度
- つみたてNISAの非課税制度は「積み立てた時から20年」
- つみたてNISAの非課税期間は先に積み立てた分から終わる
- つみたてNISAで購入出来るのは投資信託のみ
- つみたてNISAは毎月一定額を自動で積み立てるだけなので、忙しい人にオススメ
何か投資を始めたい!という人は小額から簡単にできる「つみたてNISA」をまず最初に始めることをおすすめします。
購入銘柄でお悩みの方は下記の記事もぜひご覧ください。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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